折れずに作成

舞台


第三次世界大戦から数百年後の未来。
宇宙に逃げた人類が世界の復興を目的に再び地上へおりてきてから、さらに数百年たった世界。
地上での浄化作業は粗方済んでおり、活動することは可能になっているが
大気汚染により突然変異した動植物(通称:クリーチャー)が徘徊している。

人類

PC達は地下シェルターで生活している未来人である。
飲食物は、科学的に作られた人工の水やサプリメント(各種栄養素)のみ。
味がある食べものは珍しく、肉や野菜などは栽培等が難しいとされていて、嗜好品として扱われている。
PC達は各々の動機で、クリーチャーを退治する職業MB(マレモンバスター)に転職する。

所属

LAW

彼らの多くは人間に友好的であり、悪魔の攻撃に苦しむ人間たちに救いの手を差し伸べる。
彼らの目指すのは「秩序の行き届いた平和な世界」であり、「共に争いのない世界を築こうではありませんか!」と、共闘関係を積極的に申し出てくる場合も多い。
しかし同時に、彼らは低俗な諍いを繰り返す人間の愚行を嘆いてもおり「神の定めた秩序による統治が必要である」と力説する。
Law 勢力に与する者たちによれば、そこは神に従いさえすれば全ての存在に庇護が与えられ、悪魔ですら慈悲を受ける事ができる、素晴らしい世界であるという。
果たして彼らの目指す世界の実態は「唯一神による絶対支配」。
「神とその秩序に従いさえすれば全ての存在を赦す」という事は、裏を返せば「従わない者は全て粛清する」という話でもあり、
ぶっちゃけた話が 「秩序こそが全て」を地で行くディストピア。
そこではあらゆる感情が抑圧され、どんな欲望を持つ事も許されず、心も体も全てを神のために捧げ、
大した自由もなく、精神は画一化され、ただただ神の教えを有難がり、平穏に沈みながら生きる事を強要される。
ひとかけらの争いもなく、誰もが死人のように存在し続けるだけの世界。
ある種 「天国」 のような世界が、 Law勢力の目指す世界である。
そして彼らの目指す「天国」を築く為には手段を選ばない。
核攻撃から立ち直り始めた人の営みを神の洪水で壊すことも、仲間のために殉死した青年の魂を囚える事も、
その魂を空っぽの器にいれて脳を改造し文字通り洗脳する事も、子供に親殺しをさせることも、
人や地球そのものを悪魔ごと浄化の炎で焼きつくす事も、処女懐胎を模して人造メシアを作る事も、彼らにとって文字通り「瑣末」なのである。
また、 Law 勢力は秩序を重んじる性質上「上下関係」を乱される事を極端に嫌う。
当然それは上層部の腐敗を招き、結果「末端の者ほどLawの理想像に近く、上位の者ほど独善的で権威を振りかざす」という皮肉な形になっている。

Chaos

彼らの目指すのは「全てのものに自由があり、全ての存在が何者にも縛られない世界」であり、皆が皆「人間が嫌いだから皆殺しにしよう」などと考えているわけではないのだ。
Law 勢力のように「主に従え、従わないなら死ね」といった支配を押し付けるつもりもなく、むしろ好き勝手に生きる主人公に好意的に接してくる悪魔なんかも割と多い。
……と、これだけ言うとなかなか素晴らしい世界のようにも思えるが、全くそんな事はない。こっちはこっちで問題がある。
「全てのものに自由があり、全ての存在が何者にも縛られない」……つまるところ、 秩序も法もない のである。
どんな蹂躙を行おうが、それを咎める倫理は存在しない。
どこで誰を殺そうが、それを鎮圧する組織もない。
いつ何を略奪しようが、介入してくる法もない。
「完全な自由」とは、そういう事である。
そして「一切の差別も区別もない」という事は、つまり「他人の事情の一切を考慮しない」という事でもある。
どんな境遇でも社会がその者を蹴落としたりはしないが、手を差し伸べてもくれない。
誰にも心を許せず、頼れるのは己のみ。
そんな 「弱肉強食」 の縮図が、 Chaos 勢力の目指す世界である。
ただし、よく勘違いされがちだが「善行を行ってはいけない」「弱い者を救ってはいけない」というわけでもない。
善行も悪行も略奪も救済もそれ自体はオールオッケーだが、そのどれもが当事者の気紛れ、かつ強者にしか行えないという事なのだ。
そして、その結果として後ろから刺されたとしても、自己責任で終わるのである。
そこは全ての命が自身の欲望を満たすため、己の知恵と力を研ぎ澄まし、全力で輝こうとする、美しい血と魂の満ちる大地。
老若男女、生物としての種、健やかなる者病める者、強き者弱き者、一切の隔たりなく、ただ勝者が全てを手に入れ、敗者が平等に奪われるのみ。
弱き者は淘汰され、強き者でさえ一度の敗北であっさりと消えていく。
穏やかな世界を望もうと、弱い体に生まれようと、全てが平等に、自由のための争いに巻き込まれる。
「自由」を謳ってはいるが、結局は誰しも自分の命さえ自由にできない。
結局、自由であるためには強くあり続けることを強いられ、それ以外の自由が奪われてしまうという意味ではLawのそれと実は大差がない。

Neutral

極端な秩序を強要する天使、自由ばかり追い求める悪魔……そのどちらにも属せず、中庸の柔軟な道を行く者たち。
よく言えば自身が未来を決める本当の自由を手にする、 悪く言えばどっちつかずで問題の先送りをする者。
形はどうあれ、人間にとっては一番希望の残る所属といえる。
……ただこの所属、問題は「ただどちらの味方もしない」のではなく、 「どちらとも敵対する」 者達である事。
「どっちも嫌だから帰ってよ」で事が片付けばそれが一番平和なのだが、
Law 勢力も Chaos 勢力も自分たちの理想の世界を作る気マンマンであり、人間の卑小な要望など聞く耳持たない。
やむにやまれぬ事情により Chaos 勢力に身を寄せたかつての友や、一世一代の決意を胸に秘め Law 勢力に忠誠を誓ったかつての同僚……そんな間柄であっても容赦はできない。
人間が人間らしい未来を歩むために、人間と相容れぬ勢力に与する者は、たとえ親兄弟であろうと皆殺しにするのみである。
希望はあるっちゃあるのだが、やってる事自体は一番凄惨と言うか、冷徹と言うか……。

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